こんにちは、いち(@ichigo_ichi_a)です。
そろそろ断乳を考えているけど、具体的にどうすればいいのかわからない…保育園に預ける予定だから春までに断乳したい!というママも多いのではないでしょうか。
最近、私自身が断乳をしたので、助産師さんの講義や助産院に行って聞いたアドバイス・知識と、断乳の経過を記憶が新しいうちにまとめていきたいと思います。
- そろそろ断乳を考えているので、やっておいた方がいいことを知りたい
- 保育園入園前には断乳したいがどうしたらいいかわからず不安
- 卒乳まで待とうと思っているが、急に赤ちゃんが飲まなくなったときのケアについて知りたい
【卒乳・断乳の流れやケアまとめ】助産師さん指導のもと実践しました!
トラブルなく断乳するには事前の準備とその後のケアが必要です。そして、最寄りの助産院など何かあったときにすぐに診てもらえるところも知っておくと良いです。
今回は断乳前に助産師さんの講義を受け、息子の時からお世話になっている助産師さんに断乳後のケアも2回してもらいました。
その際に断乳や卒乳後にきちんとケアをした方がいい理由なども聞いたのでまとめます。
- 卒乳と断乳の違い
- 断乳の事前準備
- 断乳の流れ
- 実際に断乳をしてみて
- まとめ
実際に助産師さんから教えていただいたことと、やってみて感じたことをわかりやすくお伝えできるように、上記の流れで説明していきます。
卒乳と断乳の違い
卒乳は赤ちゃんが自然とやめること、断乳は計画的に授乳をやめることをいいます。断乳は計画的卒乳とも言われます。
「卒乳」とは、赤ちゃんが自然におっぱいを飲まなくなることを指します。卒乳する時期は、1才前から3才過ぎまでと、赤ちゃんによって異なります。一方で、ママがこの日までに授乳をやめようと期限を決め、授乳を中止することを「断乳」と呼びます。やめる理由は、仕事に復帰する、次の子を早めに妊娠したいなど、家庭によりさまざまです。
たまひよHP 卒乳と断乳の違いは?断乳していい条件は?授乳の減らし方を解説【産婦人科医】より
断乳せず、卒乳まで待ちたいというママも増えてきていますが、授乳中は薬も飲めないし、睡眠不足だったり、十分に体力がなければ授乳がしんどいと感じるときもあります。
そのため体力がもたない…職場復帰の前にやめておきたい…というママも少なからずいるかと思います。
また、2人目を考えている場合も断乳が必要なことがあります。
しかし、いざ断乳しようとすると不安もありますよね。きちんと準備をし、ケアをしてもらうことで安心して断乳を進めることができます。
断乳の事前準備
断乳してもいい目安
断乳前にはある程度離乳食をしっかり1日3食食べれていることが必要です。
また、コップ飲みやストロー飲みができると母乳以外の水分もしっかりとれるので安心ですね。
やっておいた方がいいこと
- 1か月前~
- 「もうすぐばいばいしようね」と赤ちゃんに声をかける。
- 授乳回数を徐々に減らしていく(4-7回/日)。水分補給を水か麦茶に。→コップやストローのみも練習しておくと良い。
- 寝かしつけを授乳以外でできるようにしておく。
- 1週間前~
- 「あと少しでばいばいしようね」と声かけは継続する。
- さらに授乳回数を減らし、離乳食や牛乳などで栄養をとれるようにする。(1-3回)
- 日中はよく遊び、水分補給はしっかりしつつ、なるべく気をそらせるようにする。
- 夜も枕元に麦茶などを置き、なるべく授乳以外で水分補給を行う。
- 直前
- 授乳以外のスキンシップを意識して、なるべく授乳は1日1回程度にする。
- 離乳食をしっかり食べさせて、必要時はおやつも追加する。
断乳の流れ
当日の朝最後の授乳を行う
- 「今までたくさん飲んでくれてありがとう」と赤ちゃんに伝えながら最後の授乳を楽しむ。
- 最後の授乳後は欲しがっても与えない。
- 搾乳は絞りすぎると新しい母乳がつくられてしまうので最低限にする(3回/日まで、絞り切らずに少し楽になったらやめる)。
- 水に絞ったタオルかキャベツの葉で冷やす(キャベツ湿布という)。
- 少量、少し楽になるまで絞る。
- お風呂は入らないでシャワーですませる。(あたためると母乳がつくられやすいため)
- 激しい痛みがあるときにはなるべく早めに助産院や病院を受診しましょう
最後の授乳から3日目
2日間は本当にきついですが、3日目には搾乳をして1度出し切ります。
そうすると、それ以降は少しずつ楽になります。
搾乳はすでに経験しているママが多いと思いますが、不安な場合はこの時点で助産院に行っても大丈夫です。
搾乳方法については【助産師監修】これはNG? 母乳の搾乳&保存方法と気をつけたい注意点4つの記事が絵もあってわかりやすかったです。
マイナビウーマン子育てHPより
1週間後、1回目の助産院でのケア
断乳1週間後には助産院でケアを受けることをできればおすすめします。(事前に予約をしておくと相談もできて安心です)
なぜ専門的なケアが必要とされるかについてまとめます。
- 吸収しきれなかった母乳があると、乳腺炎やしこりの原因になってしまうことがある
- 2人目を出産して授乳する際に、しこりが残っていると母乳の出が悪くなったり、つまってしまうことがある
- そのまましこりが残ってしまった場合、将来しこりと乳がんなど別のしこりの区別がつきづらくなってしまう(乳がんの原因になることはない)
私は直前まで少し多めの授乳をしてしまっていたため、1週間経ってもまだ胸がはって痛かったです。
そのため、この1回目の助産院でのケアで本当に楽になって感動しました。
費用は参考ですが、初診料込みで3500円でした。
1回目のさらに2週間後、助産院での最後のケア
もうほとんど気にならず、たまっているのかな?という感じで助産院へ行きましたが(予約は事前にとっていました)助産師さんにしぼってもらうと、まだけっこう残っていて、驚きました。
助産師さんは「最後は黄色っぽい母乳が出てくるよ。これが残っていると、後からしこりになってしまうママもけっこういて、しぼりきるのが大切」と話していました。
乳汁によるしこりはそれが直接何か問題になることは少ないそうですが、そのあとに新しいしこりなどができてしまった場合にも気づきにくくなってしまうのでなるべく残さない方がいいですね。
参考費用:1500円
実際に断乳をしてみて
息子の時は保育園も早くから行き始めたこともあり、1歳半くらいで自然卒乳したのですが、今回初めて断乳をしてみて、激しく泣かれるととても辛かったので気持ちに余裕があるときでないと厳しいかもしれないと感じました。
胸が張って痛い中、遊びなどで気をそらすのも大変でした。
でも、その辛さも3日たてばとても楽になります。赤ちゃんもほとんど授乳のことは忘れてしまいます。
そして娘(現在1歳7か月)は今断乳をして1か月経ちますが、夜泣きも減り、食事もたくさんとれるようになりました。
断乳をしてすぐは口さみしくなるようで、ずっと何か欲しがりますが、一時的なものなので、そのときは間食をこまめにあげていいそうです。
まとめ
一昔前のように、必ず1歳までに断乳させるという考え方はなくなっていますが、何らかの理由で断乳をするママはやはり多いのではないかなと思います。
そして、断乳時には事前の準備とケアが大切です。ケアについては突然赤ちゃんが卒乳をした場合にも同様です。
どちらにしろ授乳中は乳腺炎等のリスクもあるため、事前に近くの頼れる助産院等を知っておくのは出産後すぐから必要なことかなと思います。
断乳をして1か月後まで助産院でしっかりケアをしてもらうと、しこりができる心配もほぼなくなり、とても気持ちが楽になります。
ケアの時には、ベテラン助産師さんから「これまで大変だったでしょ~、本当に頑張ったね。赤ちゃんもたくさん飲んでくれてありがとうね」と言ってもらえて、心が軽くなり、とても嬉しかったです。
今回の記事が少しでもみなさんのお役に立てば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
これから保育園を考え始める方はこちらの記事も参考にしてみてください。