こんにちは、いち(@ichigo_ichi_a)です。
まだしゃべれない赤ちゃんが突然不機嫌になって泣き止まなかったり、訴えが理解できなくて悩むことはないですか?
そんなパパママに、ベビーサインという赤ちゃんのコミュニケーション方法がとてもおすすめなので紹介したいと思います。
- まだしゃべれない赤ちゃんとの遊び方がわからない
- 赤ちゃんが何か意思を伝えようとしてくれているけど、わかってあげられずもどかしい思いをしている
- ベビーサインって興味あるけど、教室に行かずにおうちでもできるのか不安…
ベビーサインのメリットとデメリット【赤ちゃんと楽しくコミュニケーションをとる方法】
ベビーサインを使うと、しゃべれない赤ちゃんでも手を使って表現してコミュニケーションをとることができます。
ベビーサインには赤ちゃんのコミュニケーション能力を育てたり、育児ストレスを軽減するなど多くのメリットがあります。
以下の順で説明します。
- ベビーサインとは
- ベビーサインのメリット・デメリット
- ベビーサインの始め方・ポイント
- 実際にやってみて感じたこと
- ベビーサインおすすめ本
ベビーサインとは
ベビーサインは手を使って赤ちゃんとコミュニケーションをとる方法のことで、言葉で伝えられない時期でも赤ちゃんが意思を伝える手助けをしてくれるものです。
ベビーサインとは、まだうまく話せない赤ちゃんと簡単な手話やジェスチャーを使って「お話し」する育児法です。1990年代にアメリカで始まり、日本にも2000年以降たくさんのママやパパが実践しています。
日本ベビーサイン協会HPより
ベビーサインのメリット4選
ベビーサインをやることでどんなメリットがあるのか気になりますよね。
個人的にはデメリットは感じていませんが、何かデメリットと言われているものはあるのかについても調べてみました。
- 赤ちゃんとのコミュニケーションがスムーズになるため、育児におけるストレスが減る
- 赤ちゃんの安全確保と健康維持に役立つ
- 親子の絆が深まる
- 赤ちゃんのコミュニケーション能力を育む
これら4つについて1つずつ説明していきます。
❶赤ちゃんとのコミュニケーションがスムーズになるため、育児におけるストレスが減る
ベビーサインを使って思いを理解しやすくすることで、お互いのストレスも少なくなると言われています。
研究でも、ベビーサインを使った親たちの多くが「親子のコミュニケーションが増えて、赤ちゃんのフラストレーションも減った」と答えたそうです。
❷赤ちゃんの安全確保と健康維持に役立つ
「痛い」「危ない」などのサインを赤ちゃんが覚えると、不快感にも早く気付けるし、ケガの予防にもつながります。
親もすぐに対処できるため、お互いの不安が軽減します。
❸親子の絆が深まる
ベビーサインを覚えた赤ちゃんはおしゃべりができない時期から周囲の語りかけにベビーサインで応えてくれたり、語りかけてくれます。
コミュニケーションがとれると赤ちゃんとの絆がより深まります。
❹赤ちゃんのコミュニケーション能力を育む
気持ちを理解しあえるという喜びの体験はコミュニケーションに前向きな意識を育てます。
ベビーサインを通して身に着けた対話に必要な知識やスキルは赤ちゃんが話し言葉を使うようになるときにも役立ちます。
デメリットはある?
個人的には娘とベビーサインを続けていた中で、デメリットは感じませんでした。
言葉が出るのが遅くなるのでは?という指摘もあるようですが、アメリカでの数年にわたる比較調査では、ベビーサインを使う赤ちゃんの方がそうでない赤ちゃんに比べてより多くの語彙を話し、より複雑な遊びを好むという結果がもたらされたそうです。
実際に私の娘もベビーサインをしていなかった息子よりも早く、1歳5か月で2語文を話し始めました。
ベビーサインの始め方・ポイント
- 始めるのは生後6か月ころからが理想とされていますが、1歳を過ぎていても問題はなく、むしろ理解のスピードは速いようです。
- 最初に5個くらいのベビーサインを繰り返し教えると赤ちゃんが理解しやすいです。「ミルク」「もっと」「おしまい」「痛い」など日常的に組み込みやすいものがおすすめです。
- 話しかけるときに繰り返しサインを見せてあげると、だんだんと赤ちゃんが理解してきます。赤ちゃんがサインを使うようになる目安は10か月~11か月頃と言われています。
- 1歳ころになると、手もうまく動かせるようになり、できるベビーサインの数がどんどん増えます。赤ちゃんはほめられることが大好きなので、できたときは大げさなくらいにほめてあげるとますますやる気がでます。
実際にやってみて感じたこと
私がベビーサインのことを知ったのは娘が7か月のときでした。教室に通っていた友人から教えてもらったのがきっかけです。
その後、実際に自分の地域でも教室を見つけて、体験を申し込もうとした時期にまさかのパンデミックで外出できなくなります…
そこで自分で教える方法や本を必死に探し、手探りで始めてみました。
最初は何の反応もなく、「やっぱり難しいよな~」と思っていたのですが、10か月を過ぎたら急に「おっぱい」「痛い」「おいしい」などいくつかのベビーサインをしてくれるようになり驚きました!
最初に見たときは一生懸命手で思いを伝えようとしてくれている姿に本当に感動しました。
その後は、一緒に本を見たりしながら少しずつわかるサインも増えてきて、今は動物のサインなども楽しそうに(鳴き声付きで)やってくれます。
そして、何より人とコミュニケーションをとるのが好きになり(これは性格もあるかもしれませんが…)
話せるようになってからは毎日「おはよー」「こんにちは」「またねー」と積極的に大人に挨拶をしていました(笑)
ベビーサインおすすめ本
今すぐできる かんたんベビーサイン(吉中みちる著)は1ページに1つ可愛い絵と一緒にベビーサインが書かれていて、使用頻度が高いと思われるものから順にのっているのでとてもわかりやすいです。(文字だけで説明されたサインもいくつかあります)
また、索引もあるので「あれなんだっけ?」というときにも辞書代わりに使っています。
今回の記事もこちらの本を参考に書かせていただきました。
まとめ
赤ちゃんは大人が思っている以上にたくさんのことを理解していて、毎日信じられないくらい多くの新しいことを吸収しています。
ベビーサインが出てくる時期は周りの友達に聞いても様々なので、覚えさせることが目的ではなく、親子で早くからコミュニケーションをとれる手段の1つとして楽しくやれるのが理想かなと思います。
- 赤ちゃんとのコミュニケーションがスムーズになるため、育児におけるストレスが減る
- 赤ちゃんの安全確保と健康維持に役立つ
- 親子の絆が深まる
- 赤ちゃんのコミュニケーション能力を育む
おうち時間でも取り入れやすいので、興味がある方はぜひ赤ちゃんとの遊び感覚で始めてみてください。
今回の記事が少しでもみなさんのお役に立てば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!